えひめ愛フード 推進機構

天日で乾燥した干し柿と違い、温度・湿度・送風条件を工場内で管理し、乾燥させるのがＪＡ東予園芸のあんぽ柿。その中で、大きさ・外観等の規格をクリアし、１つ１つ個包装してお届けするのが特選品です。柿の甘味をギュッと濃縮し、とろりと柔らかな食感を生み出す技術と愛情により特上のあんぽ柿に仕上げています。

■原料製造・生産・販売まで当組合で一元管理 特選品の原料は全て当農協の生産者のものを使用しており、使用農薬・肥料、栽培方法、出荷方法まで当農協が指導しています。また、全出荷者に生産履歴の提出を義務付けており、技術員が点検を行い、安全な商品をお届けできるよう努力しています。 ■完全工場内製造<BR>温度、湿度、送風量を管理するシステムにより、最適な環境で人工乾燥します。衛生管理をする為、作業員の帽子・手袋・清潔な作業着着用の義務、空気清浄器や除湿器の使用、エアーカーテンによる殺菌等を行い、製造中の安全・安心の確保を徹底して行っています。

あんぽ柿に利用する品種は、西条市産の愛宕・横野・刀根柿です。中でも愛宕柿の歴史は古く、大正2年から丹原町長野で優良品の栽培が始まり、現在では、全国生産量の80％を超える特産品となりました。古くから柿産地として発展してきた地元の品種を利用し、平成11年からあんぽ柿の製造を始め、以降、新加工施設の整備等による技術の向上を図り、現在のあんぽ柿が出来上がりました。