見学者が多い、教科書のような鶏舎
媛っこ地鶏を飼い始めたのは平成14年です。当時、県内で飼ってる人は数える程。第一世代なんです。そのせいか、今から始めようとする人が見に来られます。広い場所で、ビニールハウスの資材を使って、草の生えた運動場に出入り自由で、自然に遊ばせながら飼っている様子が、ここでは集約されています。鶏舎や飼育方法、工夫しているポイントなど一通り説明します。その場で聞かれたことは、全て答えています。企業秘密はないですね(笑)。
他の鶏は食べられなくなる味
鶏舎は4つあり、広さが1つ50m²くらいです。1鶏舎に120羽くらい飼っています。この広さなら250羽くらいは飼えますが、飼育基準の倍、いや3倍くらいの環境ですね。エサは配合飼料に、近所からもらった古々米を加えています。
値段は始めた時から崩していません。「あそこの鶏は高いけどいい。」と、これからも言われたいですから、たくさん詰め込んで飼うことはしたくないですね。
今後も「いい鶏」を作る方に力を入れ、お客さんから、渡辺さんの鶏をもっと買いたいと言ってもらえるようにしたいです。
生産者連絡先
- 渡辺博さん
愛媛県北宇和郡鬼北町大字父野川中48
TEL:0895-44-2818