進化する、鶏の味
平成18年にスタートし、翌年から出荷しました。当時より、今の方が美味しくなっています。うちの鶏はどちらかというと、マガモとかカモみたいな野性っぽい感じがするんです。最初に食べたときは、歯ごたえがあって、旨味(甘み)があって美味しいなという感じだったんですが、最近は脂ののりも充分です。よく料理人の方に言われるのですが、調理方法を選ばないオールラウンドな鶏です。
健康的な飼育環境の徹底
スタッフは、自分を含めて5名です。全員、養鶏に関して未経験。愛媛県養鶏研究所や南予家畜保健衛生所の指導に従って、鶏舎の建て方、鶏舎の広さ、飼育まで、アドバイス通りにしています。鶏舎は必ず1カ月完全に明けられるようローテーションを組み、きれいに清掃し、消毒して、風を入れてやって乾燥させ、衛生面に気を配っています。ここは、山頂付近で南向き、風通しもいい場所です。エサは配合飼料に加え、地元の水産会社からもらった、ちりめんじゃこやいりこを与えています。おやつに、お菓子メーカーが廃棄物扱いになっていたタルトの切れ端も。これが、鶏たちの大好物です(笑)。
自分たちの目の届く範囲で、なるべく自然に近い形で育てたいので、現在の数がちょうどいいと考えています。
生産者連絡先
- 株式会社三瀬商店 いなほ農園
愛媛県八幡浜市裏田1386番地1
TEL:0894-22-1863